【2pick】リーダー優先度・簡易評価/はじめまして
はじめまして。gast(ギャスト)と申します。趣味でシャドウバースをぼちぼちやってる者です。起源の光、終焉の闇(DBN)から始めました。
2pickに関する自分の考えや評価等を更新していく予定です。
一応二択の玄人(OOTで取得)ですが、所謂レートはやっていません。アリーナ専です。あくまで自分用のメモ書きなので、誤りや間違った事が書いてある可能性が有ります。ご了承ください。
2pickにおける考え方は、偉大な先人方を大いに参考にしています。特に、
賀茂茄子様…2pick平均4勝を目指すblog
非常食様…やんわり2Pick
には大変お世話になっています。この場を借りて御礼申し上げます。
(勝手に名前を出してすみません。またブログの書き方も、かなり真似しています。問題があれば、こちらまでご連絡ください→gast_janitor@outlook.jp)
では早速行ってみましょう。第一回目はざっくりとしたリーダー評価です。
今期(次元歪曲/ALT)の2pickについて
結論から言うと、『何らかの勝ち筋を通す必要がある』環境であると思う。
初めにおさらい。
2pickにおいての基本は盤面の取り合いである。有利なトレードを行ったり、相手よりPPを上手く使ったり、理不尽なカードで踏み潰したりして戦うゲームなのだ。
出現するカードは最新4パック(DBNまで)+一部のブロンズベーシック。最新パックのカードは出やすい(1.5倍らしい)という特徴がある。
今期ではレアリティごとのカード数に変更があり、以下のようになった。
- ブロンズ(銅) 12枚
- シルバー(銀) 6→8枚
- ニュートラル(N) 8→4枚
- ゴールドレジェンド(金虹) 4→6枚
これにより、以下のような影響が見られた。
- 銀・金虹枠に強いカードを持つクラスが強化
- 全体的なカードパワーの増加、コンボが決まりやすくなる
- クラスごとの得手・不得手がはっきり出る
結果、今環境はどのクラスも強い動きやリーサル手段を保持しており、ゆったり戦っていると盤面を一瞬でひっくり返される、突然ライフが溶ける、サタンが君臨するなどの事態が起こりやすい。
しかし、N枠が減ったことでクラスごとの弱点を埋めづらくなり、相手が処理できない(しづらい)盤面を作って押し切るといった動きも勝利のキッカケになりやすくなった。
そのため今環境は、盤面の取り合いを大前提として、自分のデッキの勝ち筋を把握し、『いかに通すか、いかに相手のライフを削り切るか』という事が重要になると考えている。
リーダー優先度
現時点(1/25)での自分の優先度は以下のようになっている。
- 高…ウィッチ ネメシス
- 中上…エルフ ビショップ
- 中下…ロイヤル ドラゴン ネクロ
- 低…ヴァンプ
横並びのリーダーは同じくらいの優先度。それぞれ、所感を簡単に。
ウィッチ
- 銀枠のカードパワーが高い
- 小型除去が豊富
- 回ると強いカードが多い(特に金虹)
- 序盤が脆い
- 大型及び横並べの対応力に欠ける
- 1ターンに大きく動きにくい
ALT強リーダーの一角。
とにかく仕様変更の恩恵をフルに受けたクラス。
銀枠のパスカル・才能、そして召喚士が猛威を振るい、増えたマナリアカードによりミラ・アンも扱いやすくなった。前環境で飾りだった土も活用できるようになり、N枠減少により各種パーツを揃えやすくなったのも追い風。
ただ序盤が弱い、確定除去がない、AOEがストームレイジと災厄獣しかない(災厄獣は強いけど)など弱点も多く、十禍絶傑(OOT)ロイヤルほどの一強ではない(多分)。
また銀・金虹(と召喚士)への依存度が高く安定しにくい。とはいえ他クラスも今環境ではあまり安定しないし、カードの持つパワー自体は高いのでpickに気を付ければ優位に立ち回りやすいリーダーであると思う。
ネメシス
- AF・破壊関連は回ると強い
- 人形を初めとし、細かい除去が得意
- 強力なカードが各レアリティにある
- pickもプレイも難しい
- 進化権が足りない
- AFが回らないとリソースが不安
ALT強リーダーのもう一角。
ネメシスの大半のカードが収録されている時空転生が落ち、提示カードが前環境からガラっと変わったクラス。
銀枠増加でシロウ・バシリスが拾いやすくなったほか、役に立たないカードが減ってpickが比較的(ネメシス比)安定するようになった。必要なカードも大分落ちたけど。人形による細かな除去性能も健在。パペットルームは落ちたけど。
攻め手となるカードが各レアリティに存在する為、攻め手を作りやすいのも長所。
難点としてはカードを組み合わせて戦うデッキである都合上、回らないときは回らない。AF加えるカードしか来ないとか。また進化権で効果を発揮するカードが多く、考えて使わないとすぐEPが枯渇する。
AF・人形・破壊のpickバランスが難しく(人形と破壊は仲良しだが)、共鳴も合わさってプレイ難度も高いクラスだが、しっかり組んでしっかり回せばトップにもなりえる強リーダーだと思っている。リーシェナもあるしね。
エルフ
- 盤面に干渉する札が豊富、特に大型に強い
- 明確なハズレのカードが少ない
- 勝ち筋を複数所持(特に金虹)
- 組み合わせで戦う必要があり不安定
- 盤面を処理され続けると辛い
- 特定カードへの依存が強い
意外と強いんじゃない?といったイメージのリーダー。
盤面に干渉するカードが多く、スペル・突進・変身と一通り取り揃えており対応力が高い。またダメージを詰める手段が多く存在し、あげく顔が6点になるカードまである。相手の動きを捌きつつ、ライフを削り切る動きが得意だ。
またハズレのカードが少なく何らかの役割を持ったカードばかり。適切にpickできれば戦いやすくなる。
反面、ネメシス同様カードの組み合わせで戦うため回らない事もある。自分の盤面にフォロワーを要求するカードが多く、盤面を取られ続けるとつらい(AOEに弱い)。また森の戦士やエズディア等pickできるか・引けるかで動きが大きく変わってくるカードが存在し、ネメシスとはまた違ったpick・プレイングの難しさがある。
勝ち筋が大事だと言ったが、その点に関しては有り余ってるのがエルフのカードプール。どうライフを詰めるか・どのリーサル手段を取れるのかが特に大事になるリーダーであると思う。
ビショップ
- いにしえの聖域
- 上振れの最大値が高い
- 一通りの除去札を備える
- 序盤が脆い
- テンポロスしやすい
- ハズレが各レアリティに点在
pickにかなり依存するリーダー。
兎にも角にもいにしえの聖域が強い。これをブロンズで拾えるのがデカイ。他にも聖獅子やヘクター等の強力金虹なども有し、上振れた時の最大値はトップクラス。除去札も一通り存在し、特に(条件なし)4点スペルがある点が特長。
弱点としてはプールに役に立ちにくいカードが大分混じっている。さらに強いカードにもテンポロスを招くカード(主にアミュレット)が多く、押し込まれるとそのまま返せず負けることも多い。当然序盤は貧弱。
爆発力は随一なクラス。下振れる時は下振れるけどな!pickが中々安定しないものの、パワーは確実にあるリーダーだと思う。
ロイヤル
- 序盤に強い
- 盤面の対応力が高い
- エンハンス・手札交換による安定性
- 攻める手段が限られる
- リソース面が若干不安定
- 結構金虹に依存する
前環境では満場一致の最強だったものの、インフレに若干置いていかれた感があるリーダー。
『シャドウバースの基本を知るために最適なクラス』だけあって、標準スタッツを持つ低コストフォロワーが多い。またクラス特性エンハンスやチョイス、手札交換によって事故を回避・場面に合った能力を選べ、金虹には単独で仕事する強力なカードが多い。総じて安定性という面では秀でているクラス。
反面カードパワーの最大値は控えめで、特に銅銀に攻め手になるカードがほぼない(前戦くらい)。またリソース面も若干不安で、銅銀だと大商人や財宝+手札交換になるがどちらも癖がある(その分エンハで誤魔化すのだが)。安定性が高いのは確かだが、安定して勝てる訳ではないといった感触だ。
相手の弱い点を突いたり、相手の強い動きを咎めたりして勝つ、割と受身な点が目立つクラス。レイサム等強い攻めのカードもあるので、それらがpickできれば上位にも引けを取らないリーダーだと思う。
ドラゴン
- 潤沢なリソース札
- 一点AOEの宝庫
- マナカーブを外しにくい
- 攻め札不足
- そこまで対応力は高くない
- 割合ハズレカードが多い
とにかくリソース貴族なリーダー。
侮蔑組+紫竜のドロー力に加え、トークン生成組が合わさり手札がかなり尽きにくい。金虹が増えたため、ドラゴンっぽいカードも前より拾いやすくなった。また一点AOEがかなり存在し、低体力の横並べには強い。
難点は攻め札不足で、ロイヤル共々金虹ぐらいにしかない。また強い動きができるかが相手の盤面に左右されやすく(ドラゴスネーク等)、対応力や安定感はそこまで優れていない。
ドラゴンというとランプして大型ドーン!なイメージだがそんなことはなく地道にアドを取って横に並べる展開系クラス。デッキの殆んどを掘る事もあるため、何をpickしたか、何がデッキに残っているかが重要になるリーダーだと思う。
ネクロマンサー
- 盤面の展開力に優れる
- エンハンスが多く動きやすい
- 金虹のパワーが派手
- リソース不足
- 強いカードが限られる
- とっても金虹頼り
正直避けてるので詳しい事は分からないが、かなり金虹頼りなリーダーの印象。
ゼベット・ケルベロス・ファフニール…勝負を決められるレベルのカードが金虹に多数存在する。
脇を固める銅銀にはラストワードで展開するカードが多く、また盤面に干渉可能なフォロワーを有し、盤面の取り合いは比較得意。
弱点はリソース不足。銅銀のリソース札は実質ソルコンのみで、それも盤面リソースを食う為使いづらく手札が枯れやすい。また金虹に強く依存するため、強い奴をpickできるか・引けるかに勝敗が左右されがち。
とにかく強い金虹が強く、ケアも難しいため何枚勝ち筋となる金虹を拾えるか、またNでリソース札を拾えるかがポイントになってくる。なかなか厳しいpickを強いられるリーダーだと思う。
ヴァンパイア
- 序盤から動ける
- 強いリーサル手段を持つ
- 盤面に触りにくい
- 銀枠が軽い
- ハズレも結構存在
こちらは一回しか使ってない為、未知のリーダー。
軽いカードが多く、序盤から動いてくる印象。ドローソースもある。また顔へのダメージを稼ぎやすく(自分の顔もだが)、金虹にもギルタブルルやミルナード等殺意の高いカードを有す。
弱点はやはり盤面に触れない事だろうか。
三点スペルが自傷する為使いづらい。干渉可能フォロワーもサロメ以外は使い勝手が悪く、8ターン目まで碌に触る手段を持たない。
自傷が基本只のデメリットで、それら関連のパーツも軒並み腐るorバニラなのが痛い。それとは関係ないハズレも一定数存在。
このリーダーで勝つには序盤から攻め立てるか、フィニッシャーを通すしかない。リーサル手段さえ用意できれば全く勝てないということは無いハズなので、物好きの方はどうぞ。というか誰か研究して。
まとめ
個人的な評価を書き連ねてみたが、如何だったであろうか。
今期はデッキの強弱の幅が広がり、どのリーダー・どの対面だろうが勝つときは勝つし負ける時は負ける。そのためかリーダー順位が人によってかなりバラつくようだ。自分としては、好きなリーダーを幾つか選んで練習するのがベターかな?と考えている。下二つは絶対選ばなくていい事も覚えておこう。
最後に、筆者が思うそれぞれのクラスの特徴と勝ち筋を並べておく。
エルフ…基本は盤面を取る。攻めるかどうかの判断が難しい。
ロイヤル…横並べしつつ、相手の動きを返していこう。
ウィッチ…自分のペースを作って押し付けろ。大型に注意。
ドラゴン…溢れるリソースを活かす。横並べや展開+除去等。
ネクロ…金虹に全てが懸かる。弱いターンを作らない。
ヴァンプ…攻めろ。
ビショップ…パワーカードを通す。テンポロスは最小限に。
ネメシス…一枚一枚の役割を把握。デッキの特性を見極めろ。
以上である。こういったブログは初めて故、稚拙な文章になってしまったが、何卒ご容赦いただきたい。
次回からは、各リーダーのpick評価表を予定している。アディショナル前までには、全てのリーダーを公開したい。