【2pick】ウィッチ評価表【ALT】
こんにちは、gastです。個別評価1回目はウィッチです。
(黄色塗りつぶしは最新弾のカード)
評価について
S…もう片方に拠らずpickする場合あり。
A…勝ちに近づくカード。優先。
B…ここより上が取りたい札。
C…2/2/2など、何枚か必要なカード。
D…あまり強くない、またはpickによる。
E…どうしても拾う場合は熟慮する。
クラス概要
とにかく銀枠が強い。才能!パスカル!召喚士!てな具合である(竜術士もいるよ!)。金虹も最大パワーの高いカードが多く占めるが、それぞれ強く使うには条件がある為、ここで何を拾うかでデッキの方向性が変わる。
反面銅枠のパワーはあまり高くない……というか、上のカードの準備・補佐をするレアリティといったところ。ここで2コスや除去札を揃えておきたい。
このクラスは大きく分けてスペブ・土・マナリアの3要素があり、それらの内訳は以下の通り。(スペル/スペブするカードは省略、小文字はメモ書き)
上の評価表と合わせると、マナリアに属するカードには強いカードが多いことが分かる。また、大概のマナリアカードがスペルを加える為、スペブにも役に立つ。
土については使いやすい消費先が銀枠なのだが、ここはマナリア系+召喚士を優先したい為狙って拾いづらく、スペルブースト系も枚数が必要で安定せずそもそも強いスペブ先が少ない。
よって、単純にパワーの高いカードのpickを優先すべきだと考える。そうすると、自ずとマナリアカードが集まるはずだ。ただ、ある程度土生成カードを積んでおくと、土消費カードを拾ってしまっても有効に使いやすくなるため、取って問題ないなら土生成カードもある程度優先すべきである(3枚ぐらいあるとよい)。スペルも同様。
ブロンズ
先述の通り、パワー自体はそこまで高くないのがウィッチブロンズ。逆に言えば、レアリティごとに役割分担されているとも言える。銀や金虹ではパワー重視のpickになるので、ここでしっかり帳尻を合わせよう。特に2コスや土生成はここ(とN)でほぼ全てを賄う必要がある。
……なのだが、2/2/2は獣面と練成のみ。ラビットメイジとアンナを含めても4種、後は1/2と層が薄い。序盤の弱さはウィッチの弱点である。代わりに除去は魔術・スピア・従者(アクセラ)の3枚あるので、後攻だと大分誤魔化しが効くが。特に魔術は土生成でもあるので重要。
他にもティコはリソースを補充でき優秀。3コスだが実質5コス分のリソースになるので優先的に拾いたい。ただ、あまり強くないカードがぼちぼちあるのでそれらを避けるpickになりがち。特にスペブ組は取りすぎ注意。
シルバー
ウィッチの面目躍如である。とにかく召喚士がトップ。デッキ20枚という条件は7ターン目には勝手に達成されてる為、ただの7コスで12コスト分(6/6は6として計算)働く奴である。貴重な攻め札であり、汎用性も高いと非の打ち所が無いカード。何枚でも取ろう。次に吹っ飛んでるのはパスカル。そもそも才能の開花が4/5/5突進のような何かなのに、それを手札に加えるのだから強いに決まっている。
他のカードもそこそこ強く、竜術士に加え3コスや土関係のパーツと悪くないものが並ぶ。クラリスと宣告は弱いため、ここは三種の神器とペアでないかぎり避ける。逆に言えばペアだったら取るんだけど。それほどにウィッチは銀枠に依存しているのである。
ゴールド・レジェンド
只々強い銀枠と比べると一癖ある金虹枠。前述の3要素のどれかを必要とするカードが主である。
とりあえず進化で除去可能なフォロワーが3種類、一応スペブ土マナリアだが単体で完結するためパーツが無くても大丈夫。序盤取られた盤面を返せる他、どれも手札に除去を保持可能なため状況を選びにくい。才能のお陰で進化権を残しやすいのも相性がいい。
他にはマナリアでコストが下がるミラ・アン、土のオリハルコンと貴重なAOEの災厄獣、少ないスペブでアーサーするキングスノーマン辺りが強いカード。この手の攻めるカードは召喚士と金虹だけなので、狙って拾っていこう。
ただ、神秘の魔法陣や無貌の魔女等、使い勝手が悪いカードも存在する。基本避けるが、これらのカードでも強く使える場合があるので、拾うならどんなpick・場面なら強く使えるかを意識すること。但し掟と開闢、テメーはダメだ。
あと、サタン・異界・プロバハは優先。というか、コイツらはどのクラスでも相当優先度が高い。
ニュートラル
ニュートラルはクラスの弱点を埋めるようpickするのが基本。
ウィッチの場合は2コスフォロワーと確定除去を優先。特に確定除去はクラスに(ほぼ)無いので、拾っておくと対応力が増す。また先4に出せる録なカードが無いので、ハイエンチャンターも悪くはない(オケアノスは言わずもがな)。あとは強いカードを狙おう。
プレイング
各ターンどう動くのが理想か、自分の考えを記しておく。このように動けるように、マリガンやpickを意識するといい。
序盤
1:特に動きは無い。知恵の光やくず鉄があったら使う位。
2:前述の通りここら辺はウィッチの弱いところ。除去札でごまかせない先2が一番の鬼門。2/2/2相当は最低5枚はデッキに欲しい。獣面やラビットの土組が最善か。
3:ティコ置きが良さげ。防陣が手に入るので、次ターン以降に動きやすくなる。3コス組以外だと、魔術の一撃も除去しつつ土を置けるので悪くない。真理の発見については、3での秘術誘発は難しいためこのタイミングだとほぼ3/2バニラ。
先4:困る。2コス2枚が大体最善になるが手札が減るので注意。その点はティコで防陣を回収できていると動きやすい。オーウェンや未来視を混ぜるという手もある。
中盤
ここまでで盤面を取られている場合、進化除去持ちフォロワーで取り返そう。1テンポ分なら何とか返せる。除去札は多いので相手の進化したフォロワーは取りやすい……が注意が必要な事がある。それは、攻撃5以上or体力4以上のフォロワーに弱いという点だ。
中盤までに出せる"強い"フォロワーは大体体力3以下であり、また除去札も大概3点しか出せない為体力4以上の処理に困る。そして二つが合わさると進化相打ちの択しか無くなることも(酷いとそれすら許されない)。
5/4/5やNの確定除去は何枚か拾っておくとこういった盤面に対応できるのでオススメだ。ただ、横並べに関してはストームレイジ以外の解答が(8まで)無いので過剰に盤面を取られないように。
デッキ20枚以下の要件は、1回も山に触っていない場合先攻は7ターン目(覚醒かな)、後攻は6ターン目に満たされる。才能が開花するのはちょっぴり遅いのだ。
そもそも進化権を回復するカードは無償で進化できるのが利点だが、1ターン1回の制限には引っかかる。つまり、(他のパワカに比べて)1ターンに大きく動きにくい。AOE不足も相まって一度大きくテンポを取られると返しづらいので、弱いターンを作らないことを意識しよう。
終盤
7ターン目を過ぎれば、召喚士が解禁となる。詰めにも除去にも使える万能カードだ。やや不利までは返せる、あまりにも万能すぎていつ投げるか悩みがちだが困ったら置け。12コスト分は伊達じゃない。
リソースが切れずらく、盤面に触りやすい為一進一退のロングゲームは得意。とはいえ、相手に1度上振れされると途端に返せなくなるため、あくまで才能やパスカルは超強い繋ぎ。デッキごとの勝ち筋を通していきたい。
召喚士があるなら良いが、無い場合はミラ、キングスノーマン、パーゼントなどで自分の盤面を作る、災厄獣やグレアの灼熱で相手の盤面をズタボロにする、アルルメイヤや白竜でのリソース勝負、アンやオリハルコン、無貌によるダメージスペル増殖等のライフ削り切り、サタン異界プロバハ等のプランが考えられる。
もちろん場合によって取るべき択は変わるし、これらの勝ち筋を複合させる場合もある。pickの段階からどのリーサルプランに頼りやすいか意識してみよう。
対ウィッチで気をつけること
- 序盤が弱いため、マナカーブ通りに動くだけで困ってくれることがある。
- 攻撃5以上or体力4以上を意識する。特に才能が5/5突進(もどき)であるため、5/6以上になるとかなり触りづらい。バロンも有効。
- 横並べにも比較的無抵抗なので、じゃんじゃん並べる。3面以上の展開には追い付けない筈だ。
- 上二つの例外(クラスカード)はグランドスピア(秘術)、アイシクルランス(2回↑)、エレノアのスペル(1回↑)、シャーマン(秘術)、ストームレイジ、従者、召喚士、災厄獣(通常2,秘術4)等。4~5点出るため余裕があるなら注意する。Nに関してはそんなに狙ったカードは引けないので最悪ケアしなくても良い。神罰されたら悲しめ。
- 逆に言えば攻撃4以下or体力3以下は有利に返されやすいということ。とは言えケアできない事も多いが。相手のペースに付き合うとこちらが不利になっていくので、なるべく攻めの姿勢で立ち向かっていきたい。でも盤面は大事だよ。
まとめ
カードパワーが高いことに間違いはないが、周りの強い動きに対応できない点が響く。
メタられる側のリーダーといった印象で、握れば勝てるという程では無い。しっかり強いpickをすること、やられる前にやることが大事になる。勝ち筋が迷子のデッキ相手ならそのまま擂り潰せる為、今期のpick環境を作る一因になっているようにも思う(あとはサタン)。大分難しめ(個人の感想)の今期pickの中では比較的使いやすいクラスだと思うので、初心者に勧めるなら辛うじてウィッチかなぁ?と思う。
そういえばミラがナーフされたが、マナリアがある程度引けているなら俄然強力。ただ「あと1コス低ければ」という場面は確実にあるのできっちり弱体化はしている。
そんなこんなでALT環境の顔と呼べるかもしれないウィッチ。是非皆様にも使っていただきたい。