【2pick】ネクロマンサー評価表【ALT】
こんにちは、gastです。遅れて申し訳ありません。今回はネクロマンサーです。
※ロイ、ドラ、ネク、ヴァンはあまり選択しないので、他のクラスより不正確です。ご了承ください。また、アディショナル追加前の情報を元にしています。
(黄色塗りつぶしは最新弾のカード)
評価について
S…もう片方に拠らずpickする場合あり。
A…勝ちに近づくカード。優先。
B…ここより上が取りたい札。
C…2/2/2など、何枚か必要なカード。
D…あまり強くない、またはpickによる。
E…どうしても拾う場合は熟慮する。
クラス概要
金虹にかなり依存するリーダー。
銅銀に限って言うと、横展開が得意で盤面干渉するフォロワーも結構居るのだが、リソース札が無い(ソルコンのみ)。また他クラスに比べるとパワーは控えめ。
しかし金虹には強力なカードが多数存在。リソースからフィニッシャーまで足りないものは全てあるので、ここで如何に強いカードを拾えるかがカギ。
ネクロマンサーの要素はネクロマンス・リアニメイト。葬送はほぼ活かせないので省略。
ネクロマンスは序盤・中盤においては結構カツカツである。オルトロスとフラン等、連続で使おうとすると足りなかったりするので、墓地を使うカードが何枚積まれているか確認しよう。
逆に終盤は余るが、流石に20,30枚は厳しい。無理に狙わないこと。
リアニメイトは軸としては成り立たないが、ちょくちょく行うカードは存在する。2コスはちゃんと落ちているか、3コスでフランを引っ掛けないか、辺りが注意点。不安なら「破壊されたカード」を確認するようにしよう。
ブロンズ
3コスが無い、確定除去が2種類あるなど、結構偏っている銅枠。
特に強いのはイビルコフィンで、進化で多面処理が出来る上、素の性能としても場持ちが良く優秀。悪意の憑依も汎用性が高く、特にソルコンの対象になる点は見逃せない。
そのソルコンは貴重なドローソースだが使いにくい。できれば他のリソース手段に頼りたいが、何分銅銀唯一のリソース回復(死を知るものは手札総量は増えない)なので、1,2枚は欲しい所。
その他だと、バッファローや従者はエンハンスのお陰で安定性があり、リソース枯渇対策にもなる。狂信者も中々で、特に先4での体力4必殺は厄介。
特に手札が切れやすいので、軽すぎるデッキにならないよう注意。また弱いカードもなるべく避ける。リソース不足と合わさり、うっかり引くと使える手札がかなり少なくなってしまうからだ。
シルバー
ややパワーの低さが気掛かりな銀枠。
フランとオルトロスが最優先。優秀な除去カードだが、どちらも墓地を減らす点に注意。ネクロマンス先としては最高位なので、こいつらがpickできているなら他のネクロマンスカードの優先度を下げよう。
他はいまいちパッとしないというか、重かったり状況を選んだりするカードが多い。強いて言うなら3コスが銅に無い為若干優先か。構築では無双のレディグレイも、pickでは1/3が足を引っ張る。邪魂も周りのカードパワー増加によって切りづらく・返されやすくなった。
ゴールド・レジェンド
ネクロの生命線。ここで強いカードを拾えるかの依存度ならトップだろう。
ゼベット・ケルベロス・ファフニールの三枚が最高峰。それぞれ、終盤展開・中盤展開・終盤全体除去+大型であり、引ければかなり勝ちに近づく。引けないと勝てないとも言う。
そしてリソース補充・フィニッシャーが次いで優先すべき札。前者はニコラ・月と太陽が特に合致する。オシリス・ケリドウェン・カローン・最果ても使いにくいがこの枠。
後者はアーカス・レイヴン・モルディガイがこの枠か(アディショナル:タルタロスも)。グレモリーやギルネリーゼは両方の役割を満たす可能性を持っているが、条件の都合リソース札としては遅く不安定なので注意。
ただ全体としてはそこまでパワーの高くないカードも多い。一部だけが飛び抜けている印象。ただ本当にここで強力カードを拾えないと苦しいので、ペアが弱くても取らざるを得ない部分がある。すなわちpickの自由度が低いという事だ。
当然というか、Nレジェの皆様も優先度は激高。月と太陽やギルネリーゼまで優先される。N様様である。
ニュートラル
ニュートラルはクラスの弱点を埋めるようpickするのが基本。
とにかくリソース全力。ゴブリンファイター・ローアイン・オケアノスを逃がすな。特にローアインが取れるとかなり安定する。また攻め手に乏しい為、進化時能力やバフ系も優先度高め。3コスもやや優先していいかもしれない。足りないカード多くね?
確定除去が多いので神罰は避ける(一刀は普通に取って良いと思う)。またいくらリソースに乏しいとは言え、噴水や探偵の調査は隙が大きすぎるので避けた方が無難だろう。
プレイング
とにかく金虹依存であり、強力な金虹なしに戦略は立てづらい。運良く高性能なカードをpickできたら、それらを活かせるように意識しよう。
ネクロマンスについてだが、中盤までは(ターン数-2)が安定して溜まる量だと考えている。2枚以上使ったり、1枚で複数溜められるカードを使えばもっと増える。
序盤
1:やる事は無い。後先考えず1コスを置くと手札が枯れるので、何も考えずに出すのはやめよう。
2:当然2コス。特にリアニメイト2に繋げる場合はスキップすると詰む。とはいえ、2コスばっかり積むと後半息切れするのが悩ましい。エンハンス持ちの従者やバッファロー、ワイトナイト辺りで誤魔化そう。
3:狂戦士は結構強く、2/1を2体なので4コス分の働きが期待できる。
先4:実は豊富。バッファロー、狂信者、勿体無いがイビルコフィンも及第点以上の性能。オルトロスに関してはこのタイミングだとまず無理。実質5コスのカードとして見ると良い。
中盤
ネクロは中盤に強いカードに乏しい。そういう訳で、序盤から展開することが大事なリーダーである。
ラスワで展開するのはどうなのか?と思うかも知れないが、2pickにおいては通常の展開系と同じ様に扱って良いと考える。あちらより爆発力を抑えた代わり、フォロワーの残りやすさという点ではより優れている。
フィニッシャー系のカードは盤面を取っていないと置きづらいので、展開や除去を駆使して盤面を取っていく必要がある。顔も削れると尚良し。
オルトロスやイビルコフィン、そしてケルベロスは中盤に強く出られるため有用という訳だ。積極的に拾うべし。特にケルベロスはこのタイミングで能動的に攻められる数少ないカード。
他にも除去+2,3コスといった動きも強力ではあるのだが手札を消費する。きちんとリソース札をpickしておくこと。
終盤
ネクロのリーサル手段は盤面展開を用いる。やたら強い展開札を用いるか、小型を並べてバフするかだ。どちらにせよ、先にある程度盤面を抑える必要がある。
ゼベットはできれば10で置きたいが、場合を見て臨機応変に。レイヴンは冠を置けるかに尽きる、多少無理しても置くこと。アーカスは特殊なカードで、顔打点を飛ばしやすくなるのでフェイス意識が大事になる。ただリソース面がより重要になるのでリソース札の数には気をつけよう。
全体バフ系をフィニッシャーとするなら横展開が必要。ラスワの為AOEにも若干耐性はある。ただこの勝ち筋はやっぱり安定しにくい。盤面に複数のフォロワーを要求するので、上で挙げたようなカードの後でないと結局投げにくい。
ファフニールは例外的で、単体で仕事をし、どんな不利盤面もひっくり返せる魔法のカードである。確定除去を持っていると普通に返されるが、もうそれは仕方が無い。出来るなら他のカードに打たせたり、逆に他の大型に繋げたりしよう。
ここまで金虹を軸に考えてきたが、ではそれらのカードが積めない・引けない場合はどうするのか?……正直かなり厳しい。
横展開を利用してライフを削るのは当然として、あと一押しに困る。死を知るもの(6点)ぐらいしか頼れる者が居ない。詰めの数点ならゴーストや巨腕(ヘルロード)で足りるのだが。
直接ドローするカードに乏しい所為でデッキを掘りにくいのも問題。そのくせ一部カード自体のパワーは凄まじいので、引けるかどうかだけで勝敗が決まってしまうことが多い。ネクロが金虹依存リーダーたる所以である。
対ネクロで気を付けること
- リソース面が明確な弱点。息切れしやすいので、長期戦ならこちらが基本有利。
- 大きくライフを削る手段が限られるので、盤面を取りライフを高く保てば負けにくい。
- AOEもほぼ無い(イビルコフィンだけ注意)ので横展開は通しやすい。反対に大型は取られやすい。
- 一部の金虹が強烈かつケアしにくい。特にファフニール。盤面全滅はほぼ確定なので、確定除去を握っておきたい。
- ゼベットやニコラも対処しにくいが、こいつらは盤面を取れていないと強く使いにくいので、結局の所盤面で優位に立っていられるかが重要。
まとめ
やはり金虹への依存度が高いか……?というリーダー。
ビショップから聖域を抜いて外れが若干マシになった、そんな印象。ただ展開や除去は優秀でエンハンスにより事故も軽減、リソースが切れる事を除けば中々戦える能力は持っている。それが致命的だが。
いくら勝ち筋があってもそこに辿り着くまでががガタガタだと勝てない訳で(ヴァンパイア)、そこの所はしっかりしている。金虹さえ強く拾えれば、上位にも引けを取らないクラスである。強力なカードに依存するということは、初心者でもある程度使いやすい、ということでもある。
個人的には下位寄りだが、決して弱すぎるという事も無い。中位のリーダーとしては悪くないだろう。